読んだ本をもっと活用するために「読んだら忘れない読書術」を読んだ

「読んでも忘れてしまう読書」はやめなさい
出典:「読んだら忘れない読書術」 樺沢紫苑著

本を読んだ後、重要だと思ったはずの内容が思い出せなかったりして読み返すことがあります。
せっかく時間をかけて読んだのに、また読み返すのは時間の無駄です。小説とかバイブル的な本は繰り返し読んでもいいと思います。しかし、一回読めばいいような本は、できれば一回ごとの読書の質を高めて読む回数を減らしつつ最大限の効果を得たいですよね。

ということで、読書の質を高めてしっかり記憶に残すため、「読んだら忘れない読書術」という本を読みました。

概要

この本では、本を読むことの必要性内容を忘れないための読書術についてまとめられています。
本を読むということで、筆者の経験・考え方を自分の知識にできます。しかし、せっかく読んだ本の内容を覚えていられないというのはとてももったいないことです。

筆者が精神科医をされているということで、心理学や脳科学的な面から記憶に残すための読書術について書かれているので、紹介されている読書術を実践する理由(なぜそうするのか)を信じやすいです。

この本を読んだらわかること

この本を読んだら何がわかるのか、「重要だな」と思ったことを書いておきます。

アウトプット大事!

インプットした内容は1週間に3回アウトプットすることで記憶に残るという脳科学に裏付けされた記憶法則を元にアウトプット読書術という形で紹介されています。

具体的には以下のことを実戦んすればいい。

① 本を読みながら、メモを取る、マーカーでラインを引く。
② 本の内容を人に話す。本を人に勧める。
③ 本の感想や気づき、名言をFaceBookやTwitterでシェアする。
④ FaceBookやメルマガに書評、レビューをかく。
出典:「読んだら忘れない読書術」 樺沢紫苑著

効果的な読書のためにスキマ時間を活用せよ!

何かの作業を行う場合、その集中力は、初めと終わりで特に強くなることが知られています。心理学では、この現象はそれぞれ「初頭努力」「終末努力」と呼ばれます。
出典:「読んだら忘れない読書術」 樺沢紫苑著

人が集中できる時間の最小単位は「15分」なので、スキマ時間は読書するために最適な時間ということが紹介されています。
15分程度のスキマ時間は「初頭努力」5分、「終末努力」5分の合計10分間集中力の高い状態で読書ができるため、強く推奨されています。

電車での移動中はスマホなんか見ずに読書をしましょう。

速読よりまず深読!

この本には「深読」という言葉が登場します。ググっても「深読み」くらいしかヒットしないので、造語かと思います。
なぜ著者の樺沢さんが「深読」と表現したのかがとても大切に感じました。

普通、「速読」の対義語として使われる言葉「精読(=細かい所までよく注意して読むこと)」ですが、一般的な認識では「精読=短い時間で読むこと」が多いため、「議論できるレベルまで読むこと」を「深読」という言葉で表現しています。

それほど、本の内容を記憶し理解しているということが何よりも重要だと気づかせられた表現でした。

私が考える「本を読んだ」の定義は、「内容を説明できること」、そして「内容について議論できること」です。
出典:「読んだら忘れない読書術」 樺沢紫苑著

まとめ

大雑把にまとめると、この本には以下のようなことが書かれてます。

  • 読んだ本の内容を覚えているには、アウトプットすることが大切
  • 集中力を高められるスキマ時間は最大限、読書に使うべき
  • 内容を議論できないなら、読んだことにはならない

僕は、それほど本を読むのが早くはないので、どうしても1回読むのに時間がかかってしまいます。1回1回しっかり読むことが時間節約の鍵になると思うので、この本で得た知識を活用していこうと思います。

記憶に残る読書術についても目から鱗でしたが、本を読むことのメリットや目的についても気づきをもらえる一冊でした。

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